プライバシーポリシーって何？勉強してみた

結構よく出てくる言葉だよね。
じゃあ、プライバシーポリシーを勉強しようか。

プライバシーポリシーとは一語で言うと、
「(個人情報を含む)プライバシー情報の取り扱い方針（＝ポリシー）を定めた文書」だよ。

ざっくり言うと、
「個人情報」は、法律（個人情報保護法）によって、「特定の個人を識別できる情報」等と明確に定義されてて
これに対して、「プライバシー情報」は、「生存する個人に関する情報」のうち、プライバシー-＝私生活をみだりに公開されない法的保証、ないし権利と結びついた情報全てが含まれてるのだよ。

そうだなぁ・・・。
例えばオンラインストア等で収集される、ユーザーの行動履歴、購買履歴、位置情報等は、それ自体では「個人情報」にあたらない場合も多けど、プライバシー情報にあたる場合は多いかもしれないね。
これらはユーザーにとって勝手に利用されたり、第三者に提供されることを望まない情報だよね。
利用形態によっては（例えば、他の情報と容易に照合できることで特定の個人を識別可能な場合）、「個人情報」に該当することも考えられるよ

例えばウェブサービスの「利用規約」を例に考えると、
ウェブサービスの提供者はそのサービスの提供にあたって、ユーザーとの合意内容を定めた「利用規約」を設けてるよね。
つまり、「〇〇のサービスを提供するからこの契約でヨロシク」っていうもの。
利用規約は、ユーザーとサービス提供者の間の「契約書」に代わるもので、
ユーザーがサービスの利用開始前に「利用規約」に「同意」することで、
利用規約に記載の内容について両者間に契約（＝合意）が成立する。

これに対して「プライバシーポリシー」は、
特に個人情報やプライバシー情報というテーマに絞って、企業として情報の取扱方針を宣言したり、ユーザーとの合意内容を定めたりするもの（利用規約から委任がある場合）
プライバシー情報に関する項目が多く・重要度が高いことを理由に、利用規約とは別で作成されていることが多い。
つまり、プライバシーポリシーは利用規約のうちの情報取り扱い方針ということになるね。

そうなったらそれも含まれるかもしれないね(笑)
ちなみにここまでプライバシーポリシーが整備された背景には、
2005年に「個人情報の保護に関する法律（冒頭の個人情報保護法）」が施行されたことで、個人情報を取り扱う事業者にその利用目的等を明示する義務が発生したことも大きいと思うよ。
そこで事業者は、プライバシーポリシーをウェブサイト上に掲載することで法令上の義務を果たしているかだね。

自分の情報を見ず知らずの企業に利用される恐れがあるからね。

だからこそ、サービス上での個人情報の利用目的の明確化することが大事なんだよ。

企業は、個人情報を取得する際は「利用目的」を明確にしなければならず、目的外の利用は認められないんだよ。

そうだね。トラブルに巻き込まれる可能性が高くなるから、やめておくのが賢明だよ。